「弱さ」という可能性

『フラジャイル』という言葉があります。
意味は繊細さや壊れ物といったところで、

松岡正剛さんは著作の中で、

「弱さ」は「強さ」の欠如ではない。
「弱さ」というそれ自体の特徴をもった劇的でピアニッシモな現象である。

と、述べています。

ピアノの譜面などで小さく繊細な音をピアニッシモといいますが、
強い音しかない楽曲はなんの魅力もない事でしょうね(* ´ ▽ ` *)

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皆さん、こんにちは。
トータルバランス美容プランナーの小原 木聖です。

先日、女子大生の日をしていた時の講義で
北海道大学大学院、教育のエキスパートである守屋先生の「弱さの教育学」を受講しまして、
なんだか心が震えるような気持ちになりました。

これはもう、私のために書き留めておきたい!と強く思っています(笑)
今日はそんな私の想いにお付き合いください(* ´ ▽ ` *)


『どう、負けるのか?』

頑張り屋が多い日本人には
「生きていくことは負けること。どういうふうに負けるのか?」
こういった発想は不得意であることが多いといいます。

私などもやはり「負ける?!」と思ってしまいます。

また、
『遊びには人生の意味がある』、
遊びを純粋に遊びで楽しむ、なんてところも
努力家の人ほど苦手な箇所なのかもしれません。


私の場合は、
さらに基本が怠け者でわがままなので
遊びを仕事にしないと一生ロクな大人になれない、
そのためには何になろう?と10代の終わりころから真剣に悩みまして、
そして今仕事と遊びの境目がよくわからない人生をやっております(笑)

さて、実はこの弱さの講義、
戦争で相手国の良民を殺す命令などを受けて戦い抜いたあげく精神に異常をきたした兵士の話や、

3分しか集中力がもたない、ギャンブル依存症などの精神障害のある人達が助け合って暮らしている町の話など
とてもとても奥が深く濃い内容だったのです。

先の兵士の話は、
欧米ではその数がとても多いのに、
日本では報告されている事例は8000件中たったの2名。
ただし、その後の社会で男性の鬱状態が増え、人の無気力、閉塞感がぬぐえない社会を
今日まで引きずっているともいえます。

つまり、感情を封印し、
真の戦争責任の追求や反省の代わりに経済発展という「強さ」に目を向けた結果(すりかえた結果?)

無意識のうちに自分の封印された感情が人の弱さを攻撃するような現象が増え、
日本はこんなにも生きずらい国になっていっているのだ、という記事が紹介されていました。


反対に、
一人一人の限界を受け止め、弱さを多様性として受け止めた人からは
お互いが助け合おうというつながりが次から次へと生まれ、
自発性をもった「毎日が順調に問題だらけ・・・」というキャッチフレーズを生み出す集団となり、
しいては町おこしにまでつながった例も紹介されていました。

こちらに詳細が出ています。
べてるの家(浦河町)


問題はなにも解決していないのに解消される、
なんだかこれからの私たちの社会問題解決のヒントになりそうな
こういった現象を生み出した例があるのです!


さて、
私は、私の人生において
「自立」という点がとても甘いのではないかとずっと思っていました。
私の思う自立とは、自分で物事を最後まで責任をもって行えることだと考えていました。

ところが、今回の講義で
「自立とは、失敗や苦労を受け入れること。チャレンジすること」
という考え方がある事を知りました。

先ほどの障がい者が発展を生んだ町は
諸外国にも見られるように、
障がい者でも自立して生きる事、そして失敗の結果もきちんと償えることを
モットーにしていたのでした。

月並みな言い方かもしれませんが、
弱さとは本当の強さかもしれません。

また、歌手の泉谷しげるさんはデビュー当時、極度の対人恐怖症だったそうで、
その後ある連載の最後に
「弱さのない奴って、色気がないんだよ」
と結んでいたそうです。

「弱さ」という感覚、
かなり広域な可能性をもったキーワード

なのだと私は改めて気づかされたのでした。

後半の一コマで。。。

小中高の授業教育の在り方をずっと向き合い
子ども達のたくさんの変化をみてきた守屋先生。
その事例を紹介しながら、
目元が潤んだ瞬間がありました。

大胆な意見もあえて提案し、誠実に丁寧にクラスで討論を行う授業スタイルで、
途中はあっちこっちに脱線しながらも
最後には一番伝えたい目的にきちんと導いていて、
プロであって、本気で次世代に明るい未来をつなぎたいと思われているんだなと感じましたp(*^-^*)q

最後の資料で紹介されていた記事。


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「弱さ」は何物にも代え難い柔軟な強さとなる。
なかにし礼さんの詩がそう教えてくれたように思います。



最後に、
冒頭の画像、
矢車菊の花言葉は「繊細」。


この矢車菊は
古代エジプトのファラオであるツタンカーメンのミイラが何千年の時を超えて発見された時に、
棺の中にあった花としても知られており、
奥さんのアンケセナーメンが添えたのだといわれています。

政権争いの狭間で若くして亡くなったファラオ。
それを偲ぶはかなくも強い花のように私には感じられ、
この講義のあとに
ふと、この花の事を思いだしたのでした(´ω`人)










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『あんく』は、札幌市中央区の円山にある自然派な美容室&エステ。

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Author:KominaObara
幸せが舞い込む「HAPPY体質美人」を世の中にいっぱい増やす!
そんなモットーを掲げて日々『トータルバランス美容プランナー』として業務に励む小原 木聖(Obara Komina)です。


【装飾美】ヘアスタイルやメイクで自分のイメージを多彩に表現する事
【素材美】土台(髪、肌、ボディ)作りをしっかり整える事
【美意識・元気】原点は若々しく元気な思考と身の周りのものに愛情をもって過ごせる事
~この三つをテーマに日々業務に励んでいます!

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